主なHTMLタグ｜知っておいて損はない！ホームページの基礎知識

ホームページの運営に携わっていれば自然に身につく知識ですが、関わりのない方にとっては全くの未知の世界。基本を知ると知らないでは大違い！？ホームページにまつわる情報を、苦手意識や抵抗感のある方にも分かりやすくお届けいたします。

前回のHTMLの基本についての解説で、HTMLタグはWebページの文書構造を定義するためのもので、その重要性についても知ってもらいましたが、馴染みのないソースコードはやっぱり見るだけで拒否反応が出てしまう…なんて事も。今回は少しでも慣れてもらうために、その中でもよく使われて、知っておくとHTMLを理解しやすくなるようなタグをピックアップしてみました。この機会に少しでも知識を増やしていってもらえたら嬉しいです。

HTMLの基本構造タグ

<html>	HTML文書のルート要素。HTML文書全体を囲むタグ。
<head>	文書のメタ情報を含むセクション。タイトルやスタイルシートの指定などを行う。
<meta>	文字エンコーディングやページの説明、キーワードなどのメタ情報を指定する。
<body>	ウェブページの本文を含む要素。画面に表示されるコンテンツを定義する。

レイアウト関連タグ

<header>	ページやセクションのヘッダー部分を定義する。一般的にはロゴやナビゲーションメニューを配置する。
<nav>	ナビゲーションメニューを定義し、リンク集を配置する。
<footer>	ページやセクションのフッター部分を定義する。
<main>	文書の主要なコンテンツを定義し、サイドバーや補足情報を除いた部分を示す。
<article>	独立した記事やニュース、ブログ投稿などのコンテンツを表す。
<aside>	メインコンテンツの補足情報を提供する要素。サイドバーなどに使用される。
<atdress>	連絡先情報を示し、通常はメールアドレスや住所等を記述する。
<section>	関連する内容をグループ化し、構造を整理するために使用する。
<div>	ブロックレベルの汎用コンテナ。CSSでレイアウトを調整する際によく使用される。
<span>	インライン要素の汎用コンテナ。テキストの一部にスタイルを適用する際によく使用される。

コンテンツ関連タグ

<a>	ハイパーリンクを作成し、別のページやセクションに移動可能する。
<h1>～<h6>	見出しを表し、<h1> が最も重要な見出し、<h6> が最も小さい見出しとなる。
<p>	段落を定義し、文章を適切に分割する。
<br>	改行を挿入し、文章の途中で改行を行う。
<strong>	重要なテキストを強調しする。一般的には太字で表示される。
<blockquote>	引用文を表し、他の文章から引用する際に使用する。
<img>	画像を表示し、src 属性で画像ファイルのURLを指定する。
<ul>	箇条書きリストを作成し、<li> 要素と組み合わせて使用する。
<ol>	番号付きリストを作成し、<li> 要素と組み合わせて使用する。
<table>	用語と説明のリストを作成し、<th>（用語）と<td>（説明）を使用する。
<table>	表を作成し、<tr>（行）、<th>（ヘッダーセル）、<td>（データセル）と組み合わせて使用する。
<iframe>	別のウェブページを埋め込み表示し、外部サイトのコンテンツを表示させる。

フォーム関連タグ

<form>	入力フォームを定義する。
<input>	入力欄を作成し、type 属性でテキスト、パスワード、チェックボックスなどを指定する。
<textarea>	複数行のテキスト入力欄を提供する。
<button>	ボタンを作成し、クリック可能な要素を提供する。
<select>	プルダウンメニューを作成。<option> 要素と組み合わせて使用する。
<label>	入力欄のラベルを定義し、ユーザーが選択しやすいよう入力を支援する。

他にも色々とありますが、全てを覚える必要は全くないので、こんなタグがあるんだ、程度に知っておくだけでも十分に役立つと思います！
以上、主なHTMLタグの紹介でした。

投稿日：2025/03/02

カテゴリー：トピック｜ホームページの基礎知識