ホームページの仕組み|知っておいて損はない!ホームページの基礎知識
ホームページの運営に携わっていれば自然に身につく知識ですが、関わりのない方にとっては全くの未知の世界。基本を知ると知らないでは大違い!? ホームページにまつわる情報を、苦手意識や抵抗感のある方にも分かりやすくお届けいたします。
第1回目となる今回は、ホームページが表示される仕組みについてです。
ホームページが表示される仕組み
一般的に「ホームページ」とはWebサイト全体を指す言葉なので、ここからはWebページとして話を進めていきます。
Webページが表示される仕組みを一言でいうと、「WebサーバからWebページのデータを取得し、ブラウザで表示する」ということです。
何?意味不明!ですかね。
では一つずつ、かみ砕いていきましょう!
これがホームページの中身だ
パソコンでこのページ(Webページ)をご覧になっている方は、キーボードの「Ctrl」と「U」を同時に押してみてください。細かい文字がずらりと並んだウィンドウが表示されたと思います。
びっくりされた方がいたらごめんなさい! すぐに閉じて頂いて構いません。
これがホームページの実態で、中身はHTMLという言語で記述されたソースコードです。ここには文章や画像を始め、Webページを表示するために必要な情報が記されています。
見るだけで頭が痛くなるものかもしれませんが、安心してください、この内容を理解する必要はありません。
ブラウザがやってくれている
ブラウザとはWebページを閲覧するためのソフトウェアです。
代表的なものには、IE(アイイー/Internet Explorer)、Edge(エッジ/Microsoft Edge)、Chrome(クローム/Google Chrome)、Firefox(ファイアーフォックス/Mozilla Firefox)、Safari(サファリ)などがあります。もちろんスマートフォンにもブラウザアプリが搭載されています。
ブラウザはWebページのデータを取得し、ソースコードを解読して完成したWebページとして画面上に表示してくれているのです。
Webサーバ上にデータがある
Webページのデータはどこにあるのかというと、Webサーバというコンピューター上にあります。
Webサーバは世界中に存在しており、それらがインターネットによって繋がっているのです。意識せずにWebページをご覧になっていると思いますが、実は遠い国のサーバにアクセスしている、ということも十分にあり得たりするわけです。インターネットは実に壮大な世界ですね!
では、世界中に存在するサーバを迷わずどのように見つけ出しているのでしょう。その鍵は「URL」が握っています。一般的に「ホームページアドレス」と言われているもので、インターネット上の住所のような役目を果たし、URLによって正確な場所に辿り着くことが出来るのです。
Webページが表示される仕組みのまとめ
最後にまとめてみましょう。下の「トップページへ」という文字をクリックした時に何が起こっているのかを見てみたいとと思います。
「トップページへ」の文字には「クリック(タップ)されたら、このサイトのトップページ(https://www.masa-cr.com/)を表示しろ」という指令がHTMLで記述されています。
厳密にはURLとWebサーバの間にもうひとアクション存在するのですが、複雑になってしまうのでここでは割愛させていただきます。大事のは「Webサーバ上にあるWebサイトのデータをブラウザで表示している」という事です!
以上、知っておいて損はない、ホームページが表示される仕組みでした。